インド外国人観光客
2024年1月16日にインド政府の観光省が発表した報告書によると、2022年と比較して2023年のインドへの外国人観光客 FTA(Foreign Tourist Arrivals)は、約1.5倍になりました。2022年 1 ⽉〜11 ⽉の外国人観光客は約550万人だったのに対し、2023年 1 ⽉〜11 ⽉は約800万人と増加傾向にあります。
2019年 1 ⽉〜11 ⽉の FTA 件数は 約970万人で、コロナの影響で減少した外国人観光客数はほとんど回復したと言えます。
2023年1月~11月インドへの外国人観光客の割合の多い国は、1位がバングラデシュ (22.96%)、2位がアメリカ (17.19%)、3位がイギリス (9.60%)となり、隣国で陸路で入国できるバングラディッシュや歴史的に関係が深いイギリスが上位に来ています。
2023年1月~11月に外国人観光客が訪れたインド地域のランキングは1位がデリー、2位がムンバイ、3位がハリダスプールとなります。
ハリダスプールはバングラディシュとの国境にある地域である為、ほとんどがバングラディシュからの観光客だと推測できます。
インドを訪れる目的は、旅行の割合が40%、ビジネスは15%となっています。
インドへの日本人の入国者数
インドへの日本人の入国者数は2021年はコロナの影響で3万人程度に収まっていますが、コロナ前は80万人程度となっています。現在はコロナの影響も回復傾向にあり、2024年は100万人以上の日本人の入国者数になると推測できます。
また、インドへの総入国者数の中で日本人の割合は1~2%であり、インドでは珍しい国籍と言えます。
参考:https://tourism.gov.in (Ministry of Tourism, GOVERNMENT OF INDIA)
コメント