インド定期預金金利｜国営銀行で年率８～８.５%

インドの銀行では、大きな預金を顧客に求める為、定期預金の金利をインフレを凌駕する割合で提示しており、パンジャブ・アンド・シンド銀行が率いる国営銀行は、年率８～８.５%という数字でトップに立っている。
*定期預金とは、期日までお金を引き出せない代わりに、普通預金よりも高い金利が設定されている預金のこと（中途解約も可能だが、その場合は一気に金利が下がる）。

インドの多くの銀行では定期預金の金利は６～８％程度を推移しており、インド国内では８％という数字はトップではあるが大きくない。
インドのインフレ率も含め、この数字を受けて、他の銀行も今後金利を上げていく事が予想できる。
民間最大の銀行であるHDFC銀行は、現在、定期預金で一般市民に7%、高齢者の預金者に7.50%を提供している。

日本の銀行では、メガバンクでの定期預金の金利は0.002％しかなく、100万円を1年間預けても、わずか20円ほどの利息しか受け取れない。
インドに長期滞在する予定がある場合は、インド銀行に定期預金を行うことで、日本で預金するよりも高金利で貯蓄スピードを早めることが出来る可能性がある。