駐在といえば、お金!
これが無いと始まらないというくらい、
駐在におけるお金の話は重要になります。
駐在になると日本の全てを手放して海外で生活することになるので、それ相応の給料を貰いたいと思うことでしょう。
駐在のお金事情をまとめてみました。
駐在の給料事情
駐在における給料増加の理由、は主に3つあります。
1・・・海外駐在手当
駐在にあたり、日本を離れて全く異なる地で働くことに対する手当。
いわばこの金額あげるから駐在行ってきて!と言っているようなもの。
会社にもよりますが、月々10万円~20万円になります。
2・・・ハードシップ手当
日本との生活環境の差がある為に、その差分を埋める手当。
職種にもよりますが、駐在者は発展途上国に行くことが多く、日本より劣悪な環境になる駐在が多いです。
発展途上国だと、月々10万~15万になります。
私が行っていたインド駐在で、他の会社の人達は全員10万円以上貰っていました。
3・・・勤務時間差手当
駐在では、日本の会社と離れ、駐在先の会社に雇われる形となります。
その為、日本と現地の会社で勤務日数や勤務時間が異なる場合が多いです。
また、駐在者は多くの業務や責任を持つことが多く、残業が必要になります。
それらの勤務日数や勤務時間、残業時間を全て加味した上で、いわばみなし残業代としての手当となります。
会社にも寄りますが、月々10万~15万の会社が多いようです。
駐在者の給料が1.5倍から2倍になるのは、この3つの手当が影響するからです。
上記の3点だけでも、月々30万から50万円くらい給料が増えます。
例えばですが、年収600万円の人は1000万程度に増えます。
駐在の手当事情
海外駐在に行くと色んな面でお金が貯まりやすくなります。
1・・・海外家族手当
駐在は当人だけでなく、配偶者にも影響する為、配偶者に対しても手当が出ます。
この手当で反対する家族を納得させられるかどうかは、、。
大体、2~5万円くらい支給される会社が多いです。
2・・・住宅手当
日本にある賃貸や持ち家を手放すor住めなくなる為、駐在中のホテル代や賃貸代は会社がほとんど負担する所が多いです。
家賃が1万円~3万円で収まります。
海外なのでホテルや賃貸のクオリティは落ちますが、手当の範囲内であればかなりコスパが良いです。
3・・・一時帰国手当
駐在に行くと、ずっと日本に帰れないことは無く、どこの会社も年に2回ほど、会社のお金で日本に帰国させてくれます。
ビジネスかエコノミーかは会社によって違いますが、飛行機に乗って、10日から20日ほど休暇が与えられます。
ちょっとした旅行気分を味わえますね。
4・・・海外子女手当
小さい子供がいる場合は、教育費も会社が負担してくれます。
日本とは異なり、海外で十分な教育が受けられるとは限らず、数時間かけて良い学校に通学したり、高額な学費が必要になります。
それら入学費用等も含め、ほとんどを会社が負担する所が多いです。
5・・・交通手段手当
駐在先には車は持っていくことができない為、移動費のほとんどは会社が負担してくれます。
会社で対応は異なりますが、車の貸与かタクシー移動となります。
いずれにせよ、駐在者はガソリン代のみ支払うという形が多いです。
駐在の出費事情
海外駐在では、出費が少なくなることが多いです。
1・・・税金が無くなる
日本で払っていた税金が無くなります。
海外海外駐在者は日本非住居者となる為、住民税が無くなります。
自動車税、自動車保険も車を手放すと無くなります。
2・・・物価が安い
駐在先が発展途上国であれば、物価が安いことが多いです。
食料や衣類、その他多くで値段が安く、買い物しても、そこまでの出費になりません。
3・・・消費が減る
日本の様なサービス施設が整っていない国が多く、お金を使って遊びに行くところがありません。
当然、観光などは可能ですが、駐在先に日本人がおらず、一緒に遊ぶ人がいなかったり、日本語が通じない所へ行くことに抵抗がある場合、出不精になる人が多いです。
日本で支払っていた、衣食住や娯楽の費用がほとんど無くなる為、出費が大幅に減少します。
まとめ
駐在に行くと給料以上に手取りが増え出費も大幅に減る為、貯金額が日本にいる時に比べ、3倍、4倍になります。
お金が欲しい!という人には駐在は大きなチャンスといえます。
しかしながら、駐在のストレスから、観光や趣味に散財する人も少なくありませんので注意が必要です。
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