海外駐在|海外移動の不安解決

赴任というと仕事の色が強いですが、実際の所、道中は旅行に行くのとほとんど同じです。
海外への移動が初めてだと、どの様な流れになるか分かっておらず、不安な人も多いと思います。
インドへの海外駐在に向けて、赴任先へ移動した時の実経験をまとめましたので、参考にして頂きたいです。

駐在前の移動段取り

ここが駐在の良い所と言っても過言ではありませんが、海外渡航の移動段取りはほとんど会社が進めてくれます。
スポート / 航空券 / 宿泊ホテル / VISA / 新幹線の料金の負担はもちろん、段取りまでしてくれる会社が多いです。
私の場合は新幹線以外は会社に段取りして貰って、言われるがままに進めていると渡航段取りが完了していました。

個人での海外旅行と比較すると格段に手間がかからず、海外に行くことが出来ます。

赴任先への移動ー国内移動

空港への移動

空港から近い所に住んでいれば、空港までの移動は苦になりません。
家族や友達に空港まで送って貰ったり、電車に乗っている時間も少ない為、問題はありません。

何時間もかけて空港まで行く必要がある場合は、要注意です。
フライト時間によっては早朝に家を出発する必要があり、通勤ラッシュの満員で電車に乗れず、フライトに間に合わない懸念があります。
また、空港まで長距離移動の場合は電車が限られていますので、遅延や乗り換えミスも、、。
駐在となるとキャリーケースが2つになり、引っ張っていくのが大変で歩く速さも遅くなります。

私の場合は、新幹線移動で忘れ物をしてしまい、荷物の追いかけっこで4時間もロスしました。
幸い前泊で時間に余裕があったので助かりましたが、当日移動だったらどうなっていたことか、、。

空港近辺での前泊

空港付近の前泊が良い理由は、やはり時間的な余裕です。
空港の中やすぐ傍にあるホテルで前泊が、少し高めですが数千円の差でゆとり持って行動できる為、おススメします。
私もゲートまで徒歩3分のホテルに宿泊しましたが、朝も時間に余裕があり優雅に過ごせました。
もし寝坊しても1、2時間なら何とかなります。

また、空港近辺のホテルとなると、近くのコンビニも旅行グッズが揃っている為、忘れ物に気付いた場合等はそこで調達することが出来ます。
前泊すると、早く空港の中に入る事ができ、チェックインや荷物検査等をスムーズに終えることが出来ます。
ラウンジに一番乗りでゆっくりお酒と食事を楽しむことも可能に。

赴任先への移動ーフライト

フライトまでの待機

空港まで辿り着けたら最後にチェックインと手荷物検査が待っています。
チェックインはフライトの1時間くらい前から混んでくる為、2時間前にチェックインしていれば安心です。また、ビジネスクラスであったり、プライオリティパスがあれば、特別枠としてチェックインをスムーズにできます。

チェックインでは、搭乗券を貰って、荷物の重さを測定します。
私の場合は、8キロ超過(事前計量もせず、食料を持ち込みすぎました、、。)でしたが、4万円払えば乗せてくれました。
どうやら超過キロ数で値段が変わるそうです。お金で解決できないことは無いのか、、。

事前チェックインや当日のチェックイン時に座席の変更が可能なので、確認しておくと良いです。

チェックインが終われば、そのまま手荷物検査を受けて搭乗口へ。

ここまで来ればもう安心、搭乗時間になるまでゆったり過ごせます。
免税店でのブランド品の購入や駐在先への手土産を購入して楽しみましょう。

ビジネスクラスであったり、プライオリティパスがあれば無料でラウンジに入る事が出来ます。
ラウンジではお酒やおつまみが食べ放題です。もちろんWiFiもあります。

駐在地に到着するまでは、旅行気分を存分に味わいましょう。

トランジットがある場合でも、中継地のラウンジでゆったり過ごすこともできます。
ただ、お酒を飲みすぎてフライトに間に合わない懸念もありますので、ほどほどに。

稀ではありますが、フライト時間が早まる事もありますので、少し早めに搭乗口に向かいましょう。

飛行機の中

飛行機に乗ると、離着陸までは座っているだけなので自由に過ごせます。
フライト中は、備え付けの画面とヘッドフォンで映画を見たり、寝て過ごす人が多いです。
人によっては、フライト前にお気に入りの映画や漫画をダウンロードして持ち込んでいます。

国内線とは異なり、国際線では機内食があります。
お酒も飲み放題の為、CAの人にお願いすると、フライト直後からお酒を用意してくれます。


ビジネスとエコノミーの差ですが、私個人としては、ほとんど違いが感じられませんでした。
座席の広さとラウンジが利用できる所以外は、エコノミーでも十分だと思います。

ビジネスクラスの座席はこんな感じです。
隣に誰もいないのが快適で、前の座席の下が空洞になっていて、足をのばすことが出来ます。
エコノミーにもビジネスにも携帯の充電ソケットがある為、携帯の充電が可能です。

着陸が近くなってきたら、税関の入国申請書が配布されるので、着陸する前に記入しておきましょう。
また、日本のSIMを海外で使用すると高額請求となる可能性がある為、現地のSIMに交換しおくと良いです。

シムケースがあると便利なので購入をおススメします。

赴任先への移動ー現地移動

入国手続き

飛行機を降りてからは、基本的に他の人が向かっている方向に歩いていけば問題ありません。
飛行機が着陸したら、まずは入国審査で、パスポートを提出してVISAがあるかどうか、何の目的で来たかどうか確認されますが、この時に英語や現地の言葉で話せないと少し苦労します。
後ろに行列ができて、プレッシャーが凄いので、入国審査では前の人が何を聞かれているか、何をしているのか確認しておきましょう。
インドでは指の指紋と顔写真をスキャンされます。

次に荷物受取ゲートへ荷物を取りに行きます。
荷物が30分くらい流れてこない場合もありますが、ずっと待っていればちゃんと流れてきます。
どうしても流れてこない場合は係員に相談しましょう。

最後に税関チェックが待っています。
手荷物の中に関税がかかるものや、輸入禁止物が無いかを申告します。

入国審査、荷物の受け取り、税関が終われば、無事入国です。

目的地への移動

入国しても、目的地に到着するまでは安心できません。
現地のお金が無いと何かあった時、対応できない為、空港の換金所で現地の通貨に換金します。
空港で現地の通貨に換金する時は、パスポートを提出する必要があります。
この時にパスポートを受け取り忘れてしまって紛失する場合もあるので要注意です。

換金が終われば、空港を出て移動するタクシーを探します。
空港から一歩出るとんなタクシーの運転手から声を掛けられますので、会社が手配してくれたタクシーである事を必ず確認してから乗りましょう。

時差やフライト時間もあって、夜遅くに到着する場合は人気のない道に入らないように注意しましょう。 
現地の治安が悪い場合は、空港近くのホテルでも窃盗や、夜中に不審者がホテル部屋をノックしてくることもあります。

まとめ

駐在に向けての赴任ですが、駐在先への移動は海外旅行とほとんど同じで、楽しむことが出来ます。
飛行機に乗れさえすれば何とかなるので、空港へは時間にゆとりを持って出発するのが良いです。
移動の流れが分かっていないと不安になり、ゆっくり出来ない為、事前に段取りの確認をしっかり行いましょう。

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